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空港のリニューアル工事を担当。
世界に誇れる空港の誕生に立ち会える
喜びを感じています。

ファシリティシステムエンジニア

インフラサービス事業部 フィールドソリューション本部

T.T 2019年入社

学生時代の専攻分野:情報技術科

仕事内容

FSE(ファシリティシステムエンジニア)としてF空港のリニューアル工事に従事。2025年3月の第2滑走路の供用開始とともにグランドオープンを予定する国際ターミナルを始めとする施設の放送・ネットワーク・電話設備の保守・工事を担当。

CEとFSEの違いについてご説明します。

私が所属するフィールドソリュ―ション本部では、CE(カスターマエンジニア)とFSE(ファシリティシステムエンジニア)という2職種のエンジニアが活躍しています。CEは主にコンピューターのシステムやソフトウェアの導入・運用・保守および、サーバーやATMなどシステム機器の保守・メンテンナスを担当します。私たちFSEが取り扱う機器もCEと同様ですが、違いはファシリティという言葉の通り、設備や空間の設計・構築・施工を担当することです。簡単に言うと、設備の工事作業を担うのがFSEで、建物の新築工事における通信設備の設置作業などを行っています。私も現在、FSEとしてF空港の増築工事に参加し、放送設備やネットワーク設備、電話設備などの設置工事に携わっています。増築箇所については、建物が一から建設される段階から竣工に至るまで一連の流れに立ち会っていますので、福岡に東アジアトップクラスの国際空港が生まれる歴史的な瞬間を目の当たりにしていると言えます。

同期の仲間との出会い、面白い現場。

私の専攻は情報技術科というプログラム系の学科ですが、オフィスワークよりも現場の仕事に興味があって、サービスエンジニアやネットワーク系の職種に絞った就職活動を行っていました。ネットワーク設備の工事を行う企業は福岡だけでもたくさんありますが、九州全域を対象にシステムの構築から設備工事まで幅広く手がける企業は珍しく、日立のブランド力にも魅力を感じました。会社選びでは福利厚生も重視していましたので、迷わず当社に決めました。入社後は新人研修からスタート。研修期間中は同期でもいろいろな職種の方と知り合うことができ、とても刺激になりました。本配属後はまず、F市を中心とした電話設備の保守・工事を担当。入社2年目からは関東のグループ会社へ出向して、都内を中心にネットワーク設備の保守・工事に携わりました。3年近く出向しましたが、太陽光発電所のケーブル設置で山奥に出向くなど、面白い現場も経験できて楽しかったですね。

シフトの希望も考慮。働きやすい職場です。

2023年からはF空港の増築工事を担当しています。現在は空港内約400か所にスピーカーを設置する工事を行っています。空港での工事は、利用客のいない夜間から始まり始発の離陸時刻までに終了しなければならないといった制約もありますが、新しい建物に自分の仕事の痕跡を残していけるのは楽しいですね。夜間業務に抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、当社では昼・夜シフトの希望を考慮しますし、休日・勤務時間の管理もしっかりしています。また、工事の仕事というと厳しい職人さんがいる現場を想像されるかもしれませんが、顔は怖くても話してみると優しかったり、可愛いキャラクターの携帯ストラップをつけていたり(笑)。当社は工事を担当する協力会社さんとの関係性も良く、働きやすい環境が整っています。

ある1日のスケジュール

  • 7:30

    現場出動 本日の作業範囲・内容を確認

  • 8:00

    朝礼 作業者へ本日の作業内容を共有し、KY(危険予知)活動実施

  • 8:15

    作業開始

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    作業再開

  • 16:30

    作業終了 作業後清掃実施

  • 16:40

    翌日の作業内容・資料確認

  • 17:00

    業務終了、帰宅

メッセージ

当社はプロジェクト内のメンバーで定期的に作業進捗の確認を行うなど、スムーズな作業ができる手厚いバックアップ体制が整っています。これも現場の安全性や働きやすさにつながっています。