Hitachi
お問い合わせお問い合わせ

エンドユーザーの喜ぶ顔が見える。
喜びを共有できる仲間や
お客さまがいて一緒に成長できる。

システムエンジニア

アプリケーション事業部 公共システム本部

M.S 2023年入社

学生時代の専攻分野:現代社会学部 現代社会学科

仕事内容

日立の自治体向けソリュ―ション「ADWORLD」の総合福祉業務を担当。九州内の自治体を対象に、SEとして医療費助成と生活保護業務のシステム運用・保守やシステムの標準化対応にあたっている。

エンドユーザーの反応や感想が掴める開発をしたい。

新卒で入社した会社で3年間、メーカーの業務システムを開発していました。ただし、システム開発企業とのやりとりのみで完結する仕事で、実際にシステムを利用する方の反応や感想は開発企業の担当者経由でしか知ることができませんでした。「私がつくったシステムを利用する方(エンドユーザー)と関わりが持てる仕事をしたい」これが転職活動を始めた理由です。福岡市に勤務地がある企業から候補を絞り、当社を含め数社の面接に進みました。当社を選んだのは、その中で最もユーザーの近くで開発できると考えたからです。他は対象業種を絞っている会社のため、得られる経験やスキルが専門的で限定されたものになるのではと感じたり、大企業のため配属部署によっては前職と同じような働き方になりかねないと感じたりしました。当社の面接ではエンドユーザーと接点が持てる仕事をしたいという希望をしっかり伝え、面接官の反応も良かった記憶があります。

SEとして、自治体の医療費助成業務を支援

入社して初めに担当したのは、「ADWORLD」医療費助成業務の運用保守です。市役所などの医療費助成業務における事務処理の効率化を図るシステムで、医療費の申請管理などに使用されています。運用保守は主に、システムを利用する福祉課職員の方々からの問い合わせやシステム障害に対応します。入社前の希望通り、エンドユーザーと直にやりとりできるのでやりがいがありました。医療費助成業務には、小児医療費無償化の対象となる全家庭に申請書を発行して送付する時期などの繁忙期があります。そうした時期にはお客さまのところへ出向いて申請書の発行やデータの登録をサポートするなど、エンドユーザーに寄り添う感覚を持つことができました。半年後からは生活保護業務に関するシステムの運用保守を担当。その半年後にはT県H市の総合福祉業務新規導入プロジェクトに携わるなど、福祉分野で経験を積んで専門性を磨いてきました。

お客さまとの一体感が感じられるシステム運用

現在は生活保護業務のシステム標準化を見据えた要件定義やシステム構築にも携わっています。競合他社のシステムからの入れ替えのため、担当職員の方がスムーズにシステムを利用できるよう、打ち合わせなどお客さまとのコミュニケーションを大切にしています。私が担当しているお客さまは九州で15自治体ほど。デジタル庁が推進する自治体システムの標準化に対応するため、国の基準に沿ったシステムへの入れ替えなどが急務となっており、鹿児島や長崎など九州各地のお客さまを訪問してヒアリングや要件定義を進めることもあります。転職を考えた当時に思い描いていた通り、エンドユーザーに寄り添った仕事に携われ、スキルアップもしていると思います。お客さまには同年代の福祉課職員もいらっしゃり、お互いに話しやすいこともあって、質問や相談をまめにいただくこともあります。お客さまから「Sさん(私)は一緒に頑張ってくれるから嬉しいね」と言っていただけたときは感激しました。

ある1日のスケジュール

  • 8:45

    出社 朝礼(Web会議上で本日の予定共有) メールチェック

  • 9:30

    お客さまからの問合せ対応

  • 12:00

    ランチ(同僚と一緒に本社1階会議室で食べています)

  • 13:00

    お客さま先訪問(既存システムの状況確認と打合せを実施)

  • 17:00

    オフィスに戻り、翌日の資料などを準備

  • 18:00

    業務終了

  • 18:30

    友人と居酒屋で夕食

  • 21:00

    帰宅

メッセージ

入社して驚いたのは、同世代(20代)で活躍しているSEが多いこと。社内の雰囲気も良く、すぐに仲良くなれました。お客さまにも同世代の福祉課職員がいらっしゃり、熱心な仕事ぶりに刺激を受けることもあります。